八重山そばプチ連載も、今回が最終回。

観光客もよく行く定番の場所で、取材にも何度か訪れているけれど、
落ち着けて気に入っているのが、この
「舟蔵(ふなくら)の里」。市街地からも車で15分くらいで訪れることができる。
緑に包まれた広い敷地内には赤瓦の屋根の古民家が点在し、
ギャラリーなどもあるので、散策するのも楽しい。

団体客がいる場合などは
沖縄民謡のショーなどもあって賑やかなようだけど、
先日訪れた際は、ゆっくり食事ができた。

八重山料理のコースをいただくこともできるけれど、
ランチだったこともあり、トラディショナルな八重山そばをいただく。
石垣にいる間は、毎日八重山そばを食べないと気が済まないのだ。
ここのそばも、だしがしっかり効いていて、自然な甘みが体に沁み込んで来る。
そして今回初めて食べた、隠れた一品が「長命草のざるそば」。

八重山地方、特に与那国島でよく見られる野草「長命草(ボタンボウフウ)」は
古くより万病に効く薬草として知られ、料理に用いられてきた。
喘息や肝臓病、腎臓病、高血圧などに効くといわれている。
ちなみにわたしの父はこの長命草茶(葉を乾燥させたもの)のファンで、
血圧が自然に下がるといって喜んでいるので、
いつも石垣に行くと、たんまりお茶を買って帰るようにしている。
(沖縄本島では売っているところを見たことがない)
この長命草を練りこんだざるそばは喉越しもとてもよく、
わずかな苦味が大人の味、という感じでとても気に入った。
またしても、泡盛の翌日に合うなぁ、と思ったりして……。
そういえばこの長命草、
資生堂のサプリやドリンクとしても販売されている。
このHPは音楽と与那国島の映像がきれいだったので、つい見てしまった。
長命草の写真も見られるので、CMをするつもりはないのだけれど、
もしご興味があればどうぞ。
八重山に行けば行くほど、島や海の美しさ、
そして食の豊かさに癒される。
また行こう、あの島々へ。