*PROFILE* 主に旅行誌で活動中の女性エディター/ライター、平林朋子。 食と酒と猫と海と沖縄を心から愛し、国内外を行脚中。 雑誌・書籍の企画、編集、執筆、何でもおまかせください。丸ごと一冊発注もOK!


by nekonohana0330
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カテゴリ:音楽( 1 )

実は、ウクレレをちょっと習っていたことがある。
完全な過去形ではないのだけれど、すっかりサボってしまっていて、
師匠に顔向けができない状態……。
せっかくハワイ取材で、カマカの上等のウクレレを買ってきたというのに。

その師匠、山田“john”泰介さんが参加しているバンド
「Kaolua」のライブに昨日行ってきた。
ボーカルのKaoluさん、
アコーディオンの伊藤ちか子さんからなる3人編成編成のバンドだ。
ここでは師匠はギターを弾いている(というか、本職がギタリストなのです)。
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演奏する曲はトラディショナルなものから
ケアリィ・レイシェルまでとハワイアンが多くて
どの曲も心地よいのだけれど、
わたしは「浜辺の歌」や、「椰子の実」(CDに収められている)など、
懐かしい日本の唱歌に、ひときわグッと来てしまう。

ウクレレを持って歌うKaoluさんの声は深くて柔らかくて、
そして少しだけハスキーで、会場全体を包み込むような包容力がある。
まるでゆるやかな波の上で漂っているような気分にさせてくれる。
このKaoluさんの声で歌われると、日本の唱歌が生き生きと甦るのだ。
聴いているだけで、泣きたいような気分になってくる。
おそらく、昔母がこの曲を口ずさんでいたときのことや
小学生の頃に習ったときなどを思い出して、
心がまだ柔らかかった頃に戻れるからかもしれない。

音楽の力はすごい。
ただそこにいるだけで、一瞬で違う場所や時間へと連れて行ってくれる。
写真や絵も似た力を持っているけれど、
文章にはそこまでの「一瞬の力」がないように思う。
その分、後でボディブローのようにじわじわと効いてくれればいいのだけれど(笑)。

師匠のギターは透明感があり、
ひとつひとつの音が近くにいてもどこか遠くから響いてくるような、不思議な印象がある。

伊藤さんのアコーディオンは時にあたたかく、
時に激しく、魂を静かに揺さぶる。

あるようでない楽器と声の組み合わせが
店の中から夕方の銀座の街角に流れるたびに、
人々が足を止めて見入っていた。

またあの心地よい時間を感じに、ライブに行こうと思う。

「Kaolua」の今後のライブ予定やCDについては、
KaoluさんのHPをチェックしてみてくださいね。
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by nekonohana0330 | 2010-03-14 22:41 | 音楽