黒豆にあやかる1年でありたい
2010年 01月 01日
新しい年がやってきた。
新年を迎えるのに、本来はおせちを作るべきなのだが、
実家でいつも母が作ってくれるので、つい頼ってしまう。
下の写真は、丹波の黒豆を煮たもの。
ぴかぴかと光り、見た目にも美しく、ふくふくとした食感もいい。
甘いものがちょっと苦手なわたしも、一つ、もう一つと、ついつまんでしまった。
シワ一つない黒豆にあやかりたくて作り方を母に聞いたところ、
「煮汁から決して出さないこと。少しでも出るとシワシワよ」とのこと。
お、おそろしい……。
つい自分の肌を省みてしまった。
黒豆の煮汁には、古釘をきれいに洗い、重曹と共に用いる。
古釘を入れることで黒豆が黒く輝くように仕上がるのだそうだ。
ことことと煮ること数時間、そうしてやっとできあがる。
手間隙かけて作っていることを改めて知り、その味をありがたく感じる。
母よ、ありがとう。
いつもは豪放磊落な!?「男の料理」を作るわたしも、
今年は母を見習い、黒豆にあやかり「まめ」に暮らしつつ
来年の正月には美しい黒豆を作りたいと思う。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
新年を迎えるのに、本来はおせちを作るべきなのだが、
実家でいつも母が作ってくれるので、つい頼ってしまう。
下の写真は、丹波の黒豆を煮たもの。
ぴかぴかと光り、見た目にも美しく、ふくふくとした食感もいい。
甘いものがちょっと苦手なわたしも、一つ、もう一つと、ついつまんでしまった。
シワ一つない黒豆にあやかりたくて作り方を母に聞いたところ、
「煮汁から決して出さないこと。少しでも出るとシワシワよ」とのこと。
お、おそろしい……。
つい自分の肌を省みてしまった。
黒豆の煮汁には、古釘をきれいに洗い、重曹と共に用いる。
古釘を入れることで黒豆が黒く輝くように仕上がるのだそうだ。
ことことと煮ること数時間、そうしてやっとできあがる。
手間隙かけて作っていることを改めて知り、その味をありがたく感じる。
母よ、ありがとう。
いつもは豪放磊落な!?「男の料理」を作るわたしも、
今年は母を見習い、黒豆にあやかり「まめ」に暮らしつつ
来年の正月には美しい黒豆を作りたいと思う。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
by nekonohana0330
| 2010-01-01 22:39
| 食