新しい年がやってきた。
新年を迎えるのに、本来はおせちを作るべきなのだが、
実家でいつも母が作ってくれるので、つい頼ってしまう。
下の写真は、丹波の黒豆を煮たもの。
ぴかぴかと光り、見た目にも美しく、ふくふくとした食感もいい。
甘いものがちょっと苦手なわたしも、一つ、もう一つと、ついつまんでしまった。
シワ一つない黒豆にあやかりたくて作り方を母に聞いたところ、
「煮汁から決して出さないこと。少しでも出るとシワシワよ」とのこと。
お、おそろしい……。
つい自分の肌を省みてしまった。
黒豆の煮汁には、古釘をきれいに洗い、重曹と共に用いる。
古釘を入れることで黒豆が黒く輝くように仕上がるのだそうだ。
ことことと煮ること数時間、そうしてやっとできあがる。
手間隙かけて作っていることを改めて知り、その味をありがたく感じる。
母よ、ありがとう。
いつもは豪放磊落な!?「男の料理」を作るわたしも、
今年は母を見習い、黒豆にあやかり「まめ」に暮らしつつ
来年の正月には美しい黒豆を作りたいと思う。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
新年を迎えるのに、本来はおせちを作るべきなのだが、
実家でいつも母が作ってくれるので、つい頼ってしまう。
下の写真は、丹波の黒豆を煮たもの。
ぴかぴかと光り、見た目にも美しく、ふくふくとした食感もいい。
甘いものがちょっと苦手なわたしも、一つ、もう一つと、ついつまんでしまった。
シワ一つない黒豆にあやかりたくて作り方を母に聞いたところ、
「煮汁から決して出さないこと。少しでも出るとシワシワよ」とのこと。
お、おそろしい……。
つい自分の肌を省みてしまった。
黒豆の煮汁には、古釘をきれいに洗い、重曹と共に用いる。
古釘を入れることで黒豆が黒く輝くように仕上がるのだそうだ。
ことことと煮ること数時間、そうしてやっとできあがる。
手間隙かけて作っていることを改めて知り、その味をありがたく感じる。
母よ、ありがとう。
いつもは豪放磊落な!?「男の料理」を作るわたしも、
今年は母を見習い、黒豆にあやかり「まめ」に暮らしつつ
来年の正月には美しい黒豆を作りたいと思う。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
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by nekonohana0330
| 2010-01-01 22:39
| 食